角膜メルトダウン

角膜拡張症(エクタジア)ではないのに、角膜がゆっくりと溶け続けており、このまま行くとどこまで溶け崩れていくのか、もうあきらめてしまったダブルです。

角膜メルトダウンに比例して、異常34項目の悪化が止まりません。

自覚症状が出たのは一年前ですが、よくよく考えてみれば、2013年~2015年辺りで、術直後~3年後まで(2009年~2012年)の神懸かった見え方(近くも遠くも昼も夜もものすごくよく見えた見え方)に比べて、見え方の質が落ちてきたかな、という実感がありました。この頃から角膜がゆっくりと溶けてきていたのだと思います。
ただ、当時これは近視化が少し進んできたのだと思っていました。それでもまだ視力は両目とも2.0で近くも遠くも申し分はありませんでした。

2016年以降に少し左目だけが左右に二重に見えるようになってきましたが、日によってはよく見えていましたので、気になるレベルではありませんでした。

2018年3月以降は、左目そして右目が明らかに二重に見えるようになってきて、乱視が出てきたかなと思って眼鏡屋に行ったら「乱視は全くありませんよ」と言われて驚いた記憶があります。そして、たくさんの眼科に行っても異常無しで「これはおかしい」と思い始め、今に至ります。

なお、結果的には手術自体すべきではなかったのですが、手術直後の調子の良い状態のときにクロスリンキング(角膜強靭化)をしておけば、このような状態は避けられたのだろうか、と思うことはあります(クロスリンキングも合併症があるそうなので安易にはすべきではないと思いますが・・・)。まあ、2018年8月頃に複数の眼科を回って、クロスリンキングを直訴しましたが、「メリットよりもデメリットが上回る」と言われて断られましたが。

ここで、レーシックを受けて今快適な方でも、寝起き~午前に視力が劣化し(例えば、文字等(特にLED)がゼリーのように、滲んだり、少し二重・三重になったり、少しデコボコに見えたりすることでぼやけたりし)、午後~夕方または夜に良く見えるようになる人は、私の初期ケースと似ているため、要注意です。角膜メルトダウンがゆっくりゆっくり進んでいる可能性があります。

色んなレーシック難民の方の発信を見ますが、基本的に僅かでも良化していく人を見たことがありません。

これらを踏まえると、術直後調子が良かった人達について、

・最強度近視(10D以上)だった人は比較的早い段階(1~2年後)
・強度近視(6D~10D)だった人は数年~十数年後
・中度近視(3D~6D)だった人は十数年~二三十年後

に異常が出る人あるいは角膜メルトダウンを自覚する人が比較的多くなるのではないかと推測します。
もちろん全員ではないですが、なる人はなってしまうと思います。
(実際、中軽度近視の人(術前視力が0.1の人や0.5の人)でも、術後数年経ってから、私と類似の症状が出た人もいるようです。)

正直、後遺症を発症すると、生き地獄になるので、術後まだ大丈夫な人に対して、後遺症を予防できる処置・方法が出てくると良いと思います。